2010年3月18日木曜日

クラウドセキュリティ:McAfee、Novell, CompTIAがそれぞれクラウドセキュリティ認定制度をスタート; クラウド最大の懸念をビジネス化

IDCの調査によると、クラウドの導入で一番懸念しているのはセキュリティである、と回答したのが全体の87.5%にも登る、という事もあり、セキュリティに関する対策を何とかクラウドのビジネスに導入しようと、各社が動いている。 

 

McAfee社: Cloud Secure

McAfee社は、McAfee Cloud Secureプログラム、というのソリューションを発表し、SaaSビジネスを対象に第3者のセキュリティ専門家とし認定制度を提供する、という内容。 SaaSベンダー本人がどんなにエンドユーザに自社のサービスの安全性を謳っても限界がある、というのが主張。

"SaaS vendors have a difficult time convincing prospects that their services are secure and safe," Christian Christiansen, vice president of security products and services for IDC, said in a statement.

McAfee社は次の3つのサービスを提供している。

  • SaaSベンダーに対するクラウドセキュリティ認定制度
  • 自動的なセキュリティ監査サービスの提供
  • 各種コンプライアンスの準拠等のサポート

 

Trusted Security Certification Trusted Cloud Initiative

Novell社とCloud Security AllianceCSA)が共同でTrusted Security Certificationというベンダー独立のジョイントベンチャーを発足し、Trusted Cloud Initiativeという同様なセキュリティ認定制度をスタートしている。

 

CompTIA Security Trademark

CompTIA社もCompTIA Security Trademarkというセキュリティの認証制度を開始している。

 

http://www.crn.com/security/223900130;jsessionid=FYTAIOVLSGT03QE1GHRSKHWATMY32JVN