2010年6月24日木曜日

SeaMicroサーバ:クラウドのために生まれたサーバ、512台のIntel Atomチップを搭載、冷却装置入らずで省電力



SeaMicro: The Right Cloud Server at the Right Time

SeamMicroという会社、あまり知られていないが、クラウド業界を始め、汎用サーバ業界でも話題を集めている、という今時珍しいハードウェアベンダである。

同社の製品は、SM10000と呼ばれるもので、低消費電力ながらも高出力を達成している点が大きな特長。同社によると、クラウドサーバはサーバメーカのほとんどが製品を提供しているが、ほとんどが従来製品アーキテクチャをベースとしたもの、と指摘、一方SeaMicro社の製品は根本的にクラウド向けのデザインを採用している、と主張。

その主張の所以は、512台のIntel Atom CPUを採用している事。低消費電力ネットブックと同じプロセッサを採用する事によりCPUの消費電力のみならず、従来の高速演算CPUに必要だった冷却装置も不要になる為、大幅な電力コストの節約を達成する事に成功している。

このデザインの採用により、通常の企業は同等性能のDellサーバと比較して4年間で$100万ドルから$300万ドルのコスト削減ができる、と試算している。

基本構成の価格は$13万9千ドルであるが、この価格帯で、数百万ドル級の節約ができる、という事はかなり市場に対するインパクトがある、と言える。クラウドデータセンタのハードウェアは汎用性の高いコンポーネントを採用するのがいわば常識化しているが、こういったユニークながらも大きな効果(CO2削減)を達成できるハードウェアが登場した時の業界の反応が非常に興味深い、と言える。


2010年6月21日月曜日

完全クラウド指向のGoogle Chrome OSがChromoting(Chrome+Remoting)を提唱:独自のレガシーアプリ接続方法

iPhone OSの話題で最近あまり注目されなくなっている、という印象を受けているが、Googleが昨年後半に発表した、Chrome OSは「完全なクラウド指向のOS」 というイメージが伴っていたが、具体的にはどのような方式をとっているのかは、今ひとつ不明な状況が続いているのが現状。
データに関しては、ほぼ完全にクラウド上で管理し、ローカルディスクにはほとんど保存しない、というアーキテクチャは明確に打ち出されているが、一方、アプリケーションの運用方法についてはまだ明確な方向性が無い状況である。
市場ではChrome OS の分析を行っているところが多く、その中で最近話題になっているのは、"Chromoting"、と呼ばれるChrome OS とRemoting の造語である。これは、既存のアプリケーションをChrome OSに一切移植せずに、リモートで接続して使用する方法に徹底する、という考え方である。
PCMag誌がChromotingについて、下記の様な記事を掲載している。
「現在のChromotingに対する解釈はあまり特殊なものでは無く、単にVPN接続を提供する機能程度のものでは無いか、という内容のものである。この場合においては、ユーザはターゲットアプリケーションをChrome OSからアクセスするためには、アプリケーションがのっているマシン(PCもしくはサーバ)の電源を入れたまましておく必要がある。この方式はChrome OSのもつ先進的なイメージから比較すると非常に旧式な手法である、と言わざるを得ない。Googleは本件に関しては、まだほとんど情報を開示していない、のが現状。しかしながら、ローカルディスクにデータとアプリケーションを保存する方法は採用しない、という考え方は徹底される模様である。」
未だにローカルでアプリケーションとデータの運用を行いたい、というニーズは根強い、と言える。この要求に対してGoogleがどの様に対応するのか、現在のChrome OS のコンセプトとの整合性をどの様に取るのか、今後ウォッチして行く必要がある。

Sent from my iPad

2010年6月18日金曜日

【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載015-システム編05】アプリはデバイスに帰属:デバイス毎に持つ=>

iPadを使って感じるAppleのコンセプトは、アプリケーションをデバイスに帰属させている、という点である。iTunesという媒体を通して、iPadであろうと、iPhoneであろうと、アプリケーションはそれぞれのでバイス向けにISVが開発を行い、デバイスにダウンロードして使う、という考え方である。このコンセプトは、一般的なクラウドコンピューティングの発想と少し異なる事がポイントである。
Appleが狙っているビジネスモデルでは、クラウドで集中的に管理して配信するアプリケーションをクライアントデバイスで稼動する、というモデルを取る。Appleがクライアントデバイスを開発しているからこそできるビジネスモデルである、と言える。Appleが最も強みとしているGUIを提供するデバイスを軸にアプリの管理、それを開発するISVの囲い込みを行う、という戦略を展開している。

2010年6月17日木曜日

【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載014-システム編04】Apple純正クラウドへの布石か=>

アプリケーションとは全く別に、Appleの進めるデータ管理のコンセプトは、基本的にクラウド上のデータ管理サービスに依存した物となっている。iTunesを経由してデータをPCとの間で共有する事は機能としてサポートしているが、これはアプリケーション毎に採用したりしなかったりする様である。
何せ、PC間のデータを交換するためにいちいちPCと接続する必要がある、というのは、ワイヤレス機能を満載したモバイル端末としては本質的にはそぐわない、と思われるので、実際にiTunes経由のファイル交換機能をサポートしているアプリは少ない。
一方、非常に多いのが、クラウドストレージサービスとの連携である。主たるサービスサイトは、Google Apps, Box.net,
DropBox.com等の、一定容量までは無償のサービスである。

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載013-システム編03】データはあくまでもユーザが作成し、管理も行うと共に権利を持つのが基本=>

iPhone OSで採用している方法は、ローカルでファイルを管理するのではなく、各アプリケーションにデータ管理を任せる事である。OS自体としてはMac
OSで言えばFinderに相当するファイルシステムを持たない事である。アプリケーションとしては、ローカルにファイルシステムが無いため、特に他のアプリとファイルを共有するケースにおいては、ローカルでは無い方法で行う必然性が出てくる。そこで登場するのが様々なクラウドベースのファイル管理システムである。

2010年6月16日水曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載012-システム編02】今までのデバイスと全く違う点(その2)=>

どうやらファイルはそれぞれのアプリケーションで管理する、というコンセプトがながれている様だ。ローカルのデバイス上でユーザがデータ管理出来ない、という事は即ちiPadは完全にクラウドが上でデータを管理するモデルを徹底して採用している、という事が言える。GoogleのChrome
OS等も同様のコンセプトを採用している。

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載011-システム編01】今までのデバイスと全く違う点=>

とにかくPCと一番違う事はローカルファイルシステムが存在しないという事。フォルダを作る事が出来ないし画面上にファイルを置く事も出来ない。ファイルはもちろん存在するけど、iPhone
OSがそのファイルをアプリ間で共有できる様な仕掛けを持っていないという事だと理解する様にしている。

2010年6月15日火曜日

マイクロソフトがKY州の学校群にクラウドソリューションを提供Exchangeを置換え、4年間で$600万ドルの節約を達成

マイクロソフトのクラウド戦略は、Azureを軸としたIaaS事業者加えて、自社のOffice関連ツールのクラウド化を通したSaaS事業もやっとスタート切ったところである。

このSaaS事業は、AzureのIaaS事業と同様に、マイクロソフトの従来のソフトウェアライセンス事業との競合にもなる事業モデルであるため、どのように棲み分けを行うのか、という事が大きな関心事である。

このニュースはマイクロソフト社が発表した内容で、自社のExchangeユーザをクラウドサービスに移行した、という事例である。


ケンタッキー州の学区全体、70万人の生徒、学校関係者を対象としたExchangeサーバのクラウドサービス化の移行である。この移行によって、ケンタッキー州は今後4年間で$600万ドルのコスト削減を達成できる、という事も報告されている。

教育関係市場への事業戦略はマイクロソフトは従来より力を入れており、長期的な事業戦略として全国規模でリソースを投入している。Googleは同様な戦略をOregon州に対して実施しており、Oregonにおいては、年間$150万ドルのコスト削減を達成できる、報告されている。

教育関係市場へのクラウドソリューションの導入の決め手は、次のような要件がキーポイントになる。
○  email, ファイル管理等、使用頻度の高いアプリケーションの学区内での統合化を低コストで
実現する。
○  従来システムから移行を短時間に行う。
○  従来システムと比較してGUIをできるだけ共通化し、移行する上での抵抗を極力削減する。

[Link] http://news.google.com/news/url?fd=R



The system will allow students to use cloud computing for new email services, as well file storage and sharing, which the school system believes will help the young people in several ways. Firstly, they will learn computing skills required to become successful adults when they graduate from Kentucky schools. Beyond that, it will enhance the learning experience by promoting collaboration on assignments, both in and out of school.

"Historically, it would have required months and potentially years to migrate hundreds of thousands of people to a new solution," Chuck Austin, the school system's project manager, said.

The Oregon state school system adopted a similar cloud computing program earlier when it implemented Google Apps for Education. The system expects that it will save $1.5 million per year as a result of the cloud computing transition.ADNFCR-2178-ID-19825849-ADNFCR



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AmazonとYahooの日本でのクラウド事業本格展開の噂、情報の出所はMarketWatch誌のレポート!

MarketWatch誌が自社のレポートの中でこの可能性について説明している。

レポートよると、Amazonは東芝、他数者と組んで事業の日本語化、マーケティングを行う、との事。また、年内に東京都内に専用のデータセンタを解説する、という噂まである。現在わかっている事は、Amazonが日本国内にAmazon EC2サービスを日本語でサポートする組織を立ち上げた事である。

同様に、MarketWatch誌は、Yahooが並行してクラウド事業を2011年の3月に開始する、と予測しており、シンガポールのデータセンタとYahoo Japanの協業で様々なサービスを展開する計画を具体化している、との事。

先日の、Mark Benioff氏のコメントにある、日本市場の価値を奨励するブログに引き続いて、日本市場の立ち上がりが話題になりそうな気配である。

[Link] http://feedproxy.google.com/~r/thewhir/~3/rcKbPgDNlG4/061410_Amazon_Yahoo_Ready_Cloud_Computing_Services_for_Japanese_Market_Report

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2010年6月12日土曜日

VMwareがRuby on RailsのPaaSベンダー、EngineYardを買収する、というウワサ

VMWareは既にZimbra、SpringSource、等の買収を通してその事業戦略を買収によって成長させようとしてる事は良く知られている。

今回のウワサとして上がっているのは、VMWareのPaaS戦略をさらに進めるためにSpringSourceのJava開発言語に続く他のベンダーの買収に走るだろう、というステップで、そのターゲットとしてRuby On Railsをクラウド上で提供するEngine Yardというベンダーでは無いか、という事である。

Engine Yard社は、Amazon, Benchmark Capita, DAG Ventures, Bay Partners等から$3700万ドルの資金を調達しており、最近はエンタプライズ向けの開発環境の強化を進めてきている。この点がVMWareの事業プランに合致する、というのがどうもこのウワサの根拠の様である。


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Mark Benioffブログより:日本は中国、インドを抜いて最も重要な国、と断言!

6/8、Salesforce.com CEOのMark Benioff氏が自分のブログに記載した記事が非常に興味深い内容。あまりにも面白いので、ほぼ全文を翻訳!

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先週は数千人の人間がiPadを購入しようと並ぶ光景を東京で見た。

私は既に日本に滞在して3週間が経つが、このiPadに絡む盛り上がりは尋常では無い、と感じている。僕の知っている日本は、独自製造技術で世界最先端のPCを開発・製造する国、というイメージであるが、それがiPadを崇拝するがごとく殆どの新聞雑誌で取りあげ、まるで魔法のデバイスが登場したかの様な雰囲気である。今年だけで50万台販売されるだろう、という勢いである。

Appleはもう一つ大きなニュースを引き起こしている。先週はとうとうMicrosoftの資産価値を追い抜いた、という事である。僕も過去のブログでこれを既に予測していたが、信じられないよう事が起きる反面、これぞ正にWindowsの終焉、iPhone、Android、Google Search、クラウドの時代の本格化を意味する元と捉えるべき、と考える。


僕は大の日本愛好家である。文化、言語、建築、食、全てが大好きだ。京都の庭園、禅の教えも好きだし、東京という都会のエネルギー、ニューヨーク以上のものを感じる。

僕が何故こんなに長い間日本に滞在しているかというと、日本の市場がSalesforce.comにとって第2の市場に成長したからである。 日本人は特にクラウドのコンピューティングが
好きだ。エコ思考である事、ビジネスの大小にかかわらず平等なアプローチを持っている事、アップグレードが無償だ、という事を含めて、今の日本の市場が市場にピッタリあっている。僕がOracleにいた当時も、日本のお客さまにいつも日本市場向けの特別高品質リリース、"J"バージョンを出荷していた。当然ながら出荷には格別の工数がかかるが、日本はそれを心待ちにしてくれた。クラウドコンピューティングはソフトウェアの初期品質・ バグ修正のデリバリを大きく改善するものである。

もう一つ日本でホットなのは、SNSである。Facebookは急激な成長を遂げているし、既に日本はTwitterの最大市場になっているし、ローカルのSNSとしてMixi等も規模が大きい。日本人はSNSのコンセプトを非常に早いスピードで取り入れ、自国文化に吸収した国民であり、さらに日本の先進的なモバイル普及率を組み合わせると、日本は世界でも類を見ない巨大なモバイルSNS市場である、と言える。

個人的な印象を述べれば、このSNS文化の広がりはSalesforce.comの発表したChatterの普及率でも強く感じた。サービスを開始した途端、Chatterは非常に早いスピードでで使われ始め、他国では未だに導入テストや評価が続く中、日本においては、Chatterをビジネス向けのTwitterやMixi、という位置づけとして普及の度合いを広げている。これを称して、"Social Intelligence" と最近考える様にしており、Business Intelligenceの次世代テーマとしてエンタプライズに普及する、と考えている。

〜〜〜このあと、BoeingのDreamliner、AppleのiPad等の先進的な製品のコンポーネントのかなりの部分が日本製品である、ということを解説。〜〜〜

日本の政治も先進的な技術開発能力としっかりした社会インフラを自国の大きな強さとして支えている、という事を知る機会を得た。新幹線、高速道路、都内での携帯電話の回線品質、等、正に技術王国ならではの品質である。日本はいつも次世代の技術の導入を一過性のものでは無く、しっかりしたインフラに組み込む事に注力している、という事を感じる。

今回の訪日で驚いたのは、鳩山前総理大臣が僕とのミーティングを要請した事だ。一時間近く、クラウドのコンピューティングの力を説明する機会を得た後、その後彼は中国の首相と会談を行い、そして驚いた事にその直後、総理大臣を辞任している。何故総理としての最後の数時間をよりによってクラウドの情報交換に費やしたのだろうか?恐らく日本の将来にこの技術は非常に重要である、という事を示唆したい、という考え方だった、と今は考える様にしている。

日本を離れる直前、新しく日本大使として就任したJohn Ross氏に会った。 彼は、元々Wilson Sonsini社のCEOで、ベイエリア出身者である。面白い事に、彼はこの大使としての職の前は一度も日本に行った事が無い、とのこと。彼は何故アメリカの起業家が日本という市場に興味を示さないのか、素朴な質問を持っていた。 僕は経験によると、日本は世界第2のIT大国でありながら、アメリカ人としては非常に参入しにくい市場である、という事を説明した。僕の経験は、Oracleに13年間勤めていた当時、Japan GuruであるLarry Ellison直々に教えられたものである。彼の教え無くしてSalesforce.comの成功は無かった、と言える。

日本へは、San Franciscoから毎日直行便が数本飛んでいる。日本の市場が次世代技術の到来を待っている一方、アメリカの起業家、VCまでもが日本を飛び越えて中国、インドにフォーカスを置いているのをよく見る。未だに理解出来ないのは、何故そういう短絡的な判断になってしまうのか、という事である。インドや中国は、新技術、特にソフトウェア事業に置いては、日本市場と比較してはるかに小さい市場きぼとして未熟であり、小さい、という事実を知るべきである

僕の視点はこうである。  日本を見過ごす、という事はアメリカ人としては西海岸を見過ごすのと同じ事だ、と考える。大阪の経済規模一つとってもカルフォルニア州より大きいのである。

改めて、アメリカに次ぐIT市場としての日本の存在は未だに大きなものである、と述べたい。世界は今正に大きな変化の時代を迎えている。右のApple対Microsoftの表等はそれを端的に表している。

しかしながら、IT市場がどんなに変化を遂げようとも、恒常的なものもある、という事も知る必要がある。
日本の市場がそれである。未だに世界の85%のエンタプライズソフトウエアは、アメリカ、日本、UKという3つの市場の売上で占められている、という事実は投資家もしっかり把握すべきである。日本市場を無視する、という事は世界で最も重要な市場の一つを無視する事につながる。


少なからず、小生の意訳も含まれている、という事を御了承の上お楽しみください!

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2010年6月10日木曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載009-キーボード編05】遂に純正Bluetoothキーボードを購入=>

まず驚くのは、iPad本体との接続が非常に簡単に出来るということ。PCでBluetoothデバイスを使った事があるが、ペアリングに手間がかかったり、互換性の問題が起きたり、ペアリング完了後に個別にサービスを追加したり等、結構専門的な知識が無いとうまく動かせないケースが多かった。Appleだとそれが全然無い事に感動。

アメリカ陸軍のクラウド戦略:140万人ユーザ、200箇所のデータセンタ、IT予算=$1000億ドルの動向

アメリカ政府の陸軍(Army)のIT責任者であるCIO、Lt. Gen. Jeffrey Sorenson氏は、先頃、自省内のIT資産の統合、それに関連したクラウドソリューションとしての戦略についての生命を発表している。

アメリカ陸軍は、140万人のユーザ、IT予算約$100億ドル、という規模を持ち、世界最大級のユーザである。 現在、自省内のデータセンターの統合化が重要課題としてあげられており、現在運用している200箇所の拠点を削減する方向で2012年から具体的に作業を開始する、と表明している。同時にクラウドコンピューティングの導入は積極的に行う方針も明らかにしており、オバマ大統領の推進する計画に沿った方針を示している。

次の様な戦略を明らかにしている

(1) データセンター集約
当面は、Fort Belvoir (Virginia) と U.S. Army Forces Command (Georgia) の2つのデータセンターを Redstone Arsenal (Alabama) と Fort Bragg (N.C)に移転し、集約する事を明らかにしている。

(2) 仮想化の導入とアプリケーションの集約化
Army Material Commandと呼ばれる省内の各ユニットにアプリケーションを提供するシステムに登録されるアプリの数を、200から90に大幅削減する計画を既に開始。

(3) プライベートクラウドの導入
陸軍が非常に興味をもっている分野である。既存のアプリの中で、emailやヘルプデスク等を順次クラウド化する、と表明している。

(4) DISA (Defense Information Systems Agency)(国防省のITサービス組織)の活用
DISAは既にクラウド関連のサービスを米国政府関連省庁に対して提供しており、その中で、陸軍はDefense Connectと呼ばれるコラボレーションソフトウェアを利用している。また、Rapid Access Computing EnvironmentやForge.comといったアプリケーションの開発している環境のクラウドサービス等も既に利用している。

(5) Salesforce.comの利用
既に、陸軍はリクルート活動にSalesforce.comを利用しているが、総論としてはパブリッククラウドを利用する事には消極的である、とも表明している。セキュリティに問題がある、という指摘である。


アメリカのIT業界は、中央政府が採用した技術が順次、州政府、民間市場に広がって行く、というパターンを歴史的にたどっており、クラウドの導入がどのように政府機関の中で図られて行くのか、市場が大きな興味をもっているもって注目している。 特にクラウドに関しては、セキュリティという問題が常に大きな導入障壁として議論されており、国防省のをはじめとしたセキュリティを最重視する部門がどの様にしてこの問題に対処するのかが特に関心を集めている。従って、上記の陸軍のクラウドに対するスタンスは今後市場でのクラウド技術の位置づけにも英鏡を与えるものとして評価すべきである。

Cloudera社のボードメンバにYahoo!社とBEA社の元幹部が参加:ビジネス色の濃い方向に向かう

Apache Hadoopの商業製品化を事業としているCloudera社が、マネージメントに業界のベテランである、Scott Dietzen氏を社外重役に迎えてビジネス戦略の強化を図る。

Scott Diezen氏は、BEA SystemsのCTO, Zimbra, Yahoo!SVP Applications, , 等の幹部を経験し、インターネット業界での影響力をもつ人間として評価されている。

2010年6月9日水曜日

Apple社のクラウド戦略の発進を匂わせる動きの整理:来週中にも発表か?

WWDCにおいて、Appleが大きなクラウド事業を発表するのでは無いか、という噂が大きい。

現在のiPad、iPod製品戦略は、iTunesを搭載したPCとドッキングする事を前提としている一方で、Steve Jobs氏は近い将来にはPCを持つ人は激減する、と明言している。既存ののPCを母体とするのではなく、
クラウド上のサービスから各端末にアプリ、コンテンツの配信をする事が新しいビジネスモデルとして計画されている、というのが要因である。

現在、クラウドを介したデバイス間のデータの交換は、3rd Partyの製品が主流を占めており、Dropboxや、SugarSync等のソリューションがある。Apple自身もMobileMeサービスを提供しているが、サービス内容と価格でほかの競合に少々負け気味。また、iPad上には、GoodReader, ReaddleDocs, 等のドキュメント閲覧ツール、さらにDocumentsToGo、等の編集もできるツールが新しく登場している。これはApple自身が開発したiPad向けのiWorksと呼ばれる製品に対向するが、iWorksがiTunes経由でしかコンテンツの移動が出来ない点、
大きく水を空けられている。

上記のプログラムは全てクラウドサービスをバックにほかのAppleデバイスとの間のデータ交換がサポートされている。Appleはいつまでもこういった3rd Partyのベンダーに依存する訳にはいかないので、自社でソリューションを提供開始する事が想定される。

下記がその動きを示すもの;
○ 昨年、AppleがNorth Carolina州に総工費$10億ドルかけて大規模なデータセンタを建設する計画を発表した。これはAppleが過去に持っていた最大のデータセンター(Newark, CA)の5倍の大きさに相当する。

○ Lala社というのがストリーミング技術をもったベンダを買収し、同社のサービスを停止した。

○ Siri社というサーチベースのPersonal Assistantの機能を持iPhoneアプリを開発しているベンダーを買収している。

2010年6月8日火曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載008-キーボード編04】外付キーボードが無性に欲しくなる件=>

電車の中等、狭いところでは画面上のキーボードでを使う事が出来る嬉しさがあるが、ブログ等で長い文章を書くのは実際には難しいのが正直な印象。Bluetoothキーボードが純正オプションとして売られている事を知ってしまうと、心がいつの間にかそっちにいってしまう。

2010年6月7日月曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載007-キーボード編03】外付キーボードのオプションは厳密に言うとBluetooth型と接続型の2つがある。=>

接続型は、iPadのスタンドと兼用になっていて、みた感じではiPadを縦型にしか使えない様になっているように見える。(実際には触っていないから不明)Bluetooth
型は、ワイヤレスなのでiPadをどの様においてもキーボードが使える、という利便性がある。また、外付けキーボードには、画面上のキーボードには無いキーがあり、その点では大きな違いがある、と言える。

2010年6月5日土曜日

アメリカ国防省のクラウド戦略:セキュリティの懸念に対応しながら積極的に推進

アメリカ政府全体が政府主導のCIOであるVivek Kundra氏主導の元、クラウドの導入がかなり積極的に進められている中、意外と国防省(Department Of Defense)が最も積極的にクラウド導入を行っている、という事実はあまり知られていない。

DoDは既に下記のプロジェクトを開始している。

◦ Army(陸軍)のEnterprise Messaging and Collaboration Services (EMCS)プログラム:
軍部全体の人員に賦与されるeメールをアドレスを統一管理するシステム。

"The ultimate end state of the Army EMCS is to provide operational forces with the ability to access e-mail from any terminal attached to a DOD network in any operational environment," Herman Wells, enterprise services chief for the Army's 7th Signal Command, wrote in a concept-of-operations document released March 3. "Forces can easily discover the contact information for, and exchange messages with, anyone in the DOD enterprise."

陸軍は非常に大きな組織である上、複雑な組織間の通信の効率向上にクラウド化が大きく寄与する、という期待がある。最終的に、2012年までには249,000人をサポートできるシステムにする予定。

◦ DISA(Defense Information Systems Agency)のRACE(Rapid Access Computing Environment)
DISAの運営するデータセンタにおいて、RACEと呼ばれるサーバ仮想化環境があり、Amazon Web Servicesに近いもの。主としてDoD内のユーザを対象としたプライベートクラウドサービスを提供しいる。
現在、この環境の上で2つの大きなSaaSプロジェクトを運用している。一つは、Forge.mlと呼ばれる、オープンソフトをベースとして開発環境で、CollabNet社のツールを採用している。現在、4,000人のユーザと、170個の開発プロジェクトをサポートしている。 二つ目は、ProjectForge.mlと呼ばれるもので、オープンソフトで無い開発プロジェクトプロジェクトを支える開発環境である。

◦ Navy(海軍)のNMCI(Navy Marine Corp Intranet)のクラウド化
同組織内が既存のイントラネットをクラウド化する狙いがあり、eメールをや、コラボレーションツール等のSaaSアプリケーションの採用を検討している。

◦ Space and Naval Warfare Systems Command
この組織Navyの一部であり、遠隔地の船上から海軍が運営するクラウドのネットワークに相互接続する実証試験を行っており、海軍が進めているTrident Warrior '10プロジェクトの一環として重要視している。

◦ Air Force(空軍)
今年の2月、IBMに対して10ヶ月のSIプロジェクトを発注し、空軍の国防やインテリジェンス関連のネットワークのクラウド環境の構築を共同で開発している。空軍の要求する厳しいセキュリティ要件を達成しつつ、クラウド環境の強みである、リアルタイム情報のアクセスと高いシステム信頼性を達成する事が大きな課題である。

"In this environment, the cloud will need to prove that it is capable of hosting a critical, live mission," McQueeney said. "So high availability, high assurance and real-time monitoring of data flow are examples of key capabilities" that the Air Force is seeking to demonstrate in IBM's lab in Bethesda, Md.



これらのDoDの要件に対して、IBMやCiscoなどの大手IT企業に加え、データセンタ事業者、ホスティング業者が様々なソリューションを提供しようと試みている。  共通している要件は、次の様な点である。
1) 提案するクラウドソリューションのスケーラビリティ(拡張性)
DoDの要求するクラウド環境は、導入後から急速な成長をし 、数年の間に4、5倍の大きさに成長する可能性があり、この要求に十分に対応できるインフラが必須
2) クラウド間の接続性
既に複数のクラウドが存在し、さらに増える傾向にある状況の中、クラウド間の接続性には大きな関心がある。標準化が検討されている一方で、既に導入されているものとの連携も重要になる。
3)セキュリティ
DoDはもっとも要求の厳しい組織の一つであり、要件を分析すると、ハードウェアも含めたセキュリティソリューションがどうしても必要になってくる、と考えられる。CiscoのUCSや、IBMのBlueCloud ソリューション等がそれを狙った動きである、と言える。

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2010年6月4日金曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載006-キーボード編02】オンスクリーンキーボード:画面の半分を取ってしまい、使い勝手に影響。=>

唯一の問題は、オンスクリーンキーボードで入力する時はiPadの画面の半分近くを専有してしまい、せっかくデータ表示のために大画面があるのに半分しか使えない状態になる。表示表示量が大幅に減るのは実に残念。

IBMがHadoopを採用、BigInsightsという事業を展開: SQL事業との両立?

元々SQLデータの管理技術を開発し、製品化したIBMが、昨今成長しているNon-SQLデータベース技術の価値を認識し、自社でHadoopベースのデータベースシステム構築のコンサルティング事業を立ち上げる事を発表した。

BigInsightsと呼ばれるこの新しい事業は、
◦ Apacheが提供するオープンソース、Hadoopベースの大規模データ管理に関する、BigInsights Coreと呼ばれるコンサルティングサービス
◦ 自社開発した、IBM BigSheetsと呼ばれるスプレッドシート型の大規模データ管理システムを提供。BigSheetsは、Hadoopに加え、Nutchと呼ばれるサーチインデックスシステム、
PIGと呼ばれるYahooが開発しているDBアクセス言語、によって構成されている。

[Link] http://news.google.com/news/url?fd=R

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2010年6月3日木曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載005-キーボード編01】デバイス内のオンスクリーンキーボード:入力はiPhoneよりはるかに楽になった。=>

iPadを横向き(Landscapeモード)にした時には、キーボードがフルサイズになるため、入力が非常に楽になった。特にiPhoneと比較した時には歴然の違いがあり、文字有力のスピードが格段に早くなる。

2010年6月2日水曜日

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載004-持ち運び編02】短時間持っただけではあまり気にならないが、=>

短時間持っただけではあまり気にならないが、長時間寝たままで映画等を見ると、iPadの重さが気になり始める。電車通勤で片手で持つのは少し難しい。だんだん疲れてきて、何度も縦と横に持ち方を変えてみたが、やはり重い。

[#Cloud #クラウド] 【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載003-持ち運び編01】

ラップトップよりはずっと軽いので、持ち運びは非常に楽。とは言え、iPhoneと置き換える訳では無いので、気がつけばiPhoneとiPadの2台、下手したらiPodも一所に持ち歩く状態になってしまう!我ながら完全にアップルの策にはまっているとしか言い様が無い。

次世代ネット事業:non-SQLデータベースビジネス、ベンダーがいっぱい登場

クラウド市場の成長、インターネットをインフラとしたビジネスがますます成長する昨今において、データ管理、それも膨大なユーザ生成情報を以下に効率よく管理するかが業界全体に共通した課題として問題となっている。

この問題を解消する技術の一つとして、従来のSQL型のデータベースの技術的な限界を解消する新しいデータ管理技術の開発に関して、多くのベンダーが積極的な投資をしている。

SQLを採用しないデータベース技術は総称してNonSQLやNoSQLと呼ばれ、最大の課題であるスケーラビリティを解決する事が主題になっている。銀行システムの様な定型的なデータフォーマットの場合は差程問題にならないけど、Webで生成される複数のデータフォーマットを管理する様なアプリケーションなどについては非常に大きな意味を持つ。

技術開発と並行して、これらのNonSQLデータベースを利用したビジネスモデルが多く登場し始めているのが、最近のトレンドである。

次の点で3つのビジネスモデルが議論されている。

1) Apache等、オープンソフトウェアをベースにしたプロフェッショナルサービスを提供する事業

2) ソフトウェアをライセンス事業として販売する

3) SaaSモデルとしてソフトウェアを提供する形で事業


最近話題になっているベンダーは次の通り:

◦ Couch.io社: Relaxed社の小会社で、Apache CoucheDBをベースとしている。Redpoint Ventures から$200万ドルの資金を受けている。

◦ 10gen社: MongoDBと呼ばれるドキュメントデータベースのサポート、トレーニングを提供する形でベンダー。Union Square VenturesとFlybridge CapitalからSeries B向け$340万ドルの資金を調達している。

◦ Basho Technologies: RIAKと呼ばれる分散データストア技術をオープンソフトウェア、ライセンス製品の両方のモデルで提供している。$200万ドルの資金をHarbor Island PartnersとWilmington Investor Networkから調達している。

◦ Cloudera社: Hadoopの技術サポートを提供する形でベンダー。最近は、エンタプライズ向けのプラットホームを開発するビジネスに参入。2回の資金を調達で合計$1,100万をあげている。

◦ NeoTechnology社: Neo4jと呼ばれるオープンソースのグラフデータベースを開発、ネットワークに関する情報を管理するのに強みを発揮している。 $250万ドルの資金をSunstone CapitalとConor Venture Partnersからあげている。

◦ Loggly社: ログ管理をSaaS事業として提供する形でベンダーで、$42万ドルの資金を調達

◦ Hypertable社:GoogleのBigTable に非常に似ている非構造型のデータベースをシステムとしてのC++バージョンを開発。Baidu社やRediff.com等の海外のベンダーに採用されている。

◦ Citrusleaf社: 高速トランザクションを得意とし、分散型の構造を持つ会社データベースをシステムで、モバイルやSNS等のアプリケーションをターゲットとしている。

◦Riptano社: Cassandraの技術サポート等のサービスを提供する事を首事業としているベンダ。

◦ Cloudant社: CouchDBをクラウド上で提供するベンダー。CouchDBは、ErlangというErricsson社の開発した言語で書かれたデータベースシステムで、最近話題を集めている。

◦ Datameer社: Hadoopをバックエンドに、フロントエンドにExcelのインタフェースを持ったデータベースシステム。Redpoint Ventures から$250万ドルの資金を調達受けている。

◦ NorthScale社: memcachedと呼ばれる、オープンソースのデータキャッシングフレームワークを開発。自社のデータベースエンジン、Membaseに加え、様々なデータベース管理ツールもも開発している。  Mayfield Fund、Accel Partners、North Bridge Venture Partners等から2回に分けて合計$1,500万ドルの資金を受けている。


これだけコマーシャルプレイヤーが登場するとなると、もうあまり技術評価に集中した非構造型データベースの調査だけではなく、ビジネスモデルをも含めた戦略についても各社練始める必要が出てきている、と言える。


[Link] http://feedproxy.google.com/~r/OmMalik/~3/lebdBoh8pfQ/


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次世代のネットワーク規格、LTEへの移行が始まる:WiMAXの終焉

WIMAXの命が思ったより短いのでは、という懸念が登場している。
最近話題になるケースが多くなっている、LTEと呼ばれるネットワーク回線を敷き規格、WIMAXと非常に似ている点が多くWIMAXからLTEに移行する動きを見せているベンダーが増え始めている。
ロシアのWiMAXプロバイダーである、Yota社の発表によると、今後はWIMAXネットワークの構築は一切行わず、LTEに全面的に切り替える、と表明している。また、Clearwire社の発表によると、同社の筆頭株主であるIntel社との間の契約を更新し、米国のネットワーク業者に対して、WIMAXからLTEへの移行を容易にするための開発を促進する事業方針を明確にしている。

元々、WIMAXとLTEは技術的に次の点で似通っている。
◦ 同じエンコーティング技術を採用している(GSMやCDMAは全く異なる)
◦ 通信機の75%は同じコンポーネントを採用している(両方サポートする通信機器が容易に作れる)
◦ WAN等のコアネットワークはWIMAX向けのインフラをそのまま使える。

一方、問題になりうるのは、現在ラップトップ、等に搭載されているWIMAX向けのクライアントデバイスは、LTE向けに置き換える必要がある、という点。

共通仕様については、まだまだ混沌とした市場のなかで勢力争いを含めた動きを注意深く見て行く必要性がある。最終的には標準仕様になるのは、業界主導の動きを通して、出あるコトだけは確かな様である。

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次世代のネットワーク規格、LTEへの移行が始まる:WiMAXの終焉

買収されたAkuacomという企業は、San Rafael市にある、スマートグリッド向けのデマンドレスポンス技術を持つ会社。主たる顧客は、商業や工業施設であり、これらの施設と電力会社との間の双方通信型のデマンドレスポンスシステムを構築し、電力価格情報や、信頼性情報の提供の自動化を提供する。

同社の技術は、Lawrence Berkeley National Laboratoryで開発された、Open Automated Demand Response (OpenADR)と呼ばれるプロトコルをベースとしており、米国政府の標準化団体、NISTやエネルギー省でも標準仕様として採用されている。 現在、約30社がこの仕様に基づいた製品を開発している、とされている。

Akuakom社のこの製品は、Honeywellに買収後、Honewell Building Solutions という製品体系に組み込まれる事になる。

2010年6月1日火曜日

【@CloudNewsCenter #iPad レビュー連載002-画面編02】画面で動画や写真を表示して最初の印象は=>

画面で動画や写真を表示して最初の印象は、とにかく綺麗だ、という事。
iPadは、25センチのLCDに、1024x768ピクセルの表示能力を持っており、通常のノートパソコンの画面、ましてや小さなネットブックのには全然負けていない、というスペックであり、純粋に映画をみたり、写真を編集したりする道具としての役割だけでも買う価値がある、という人も多くなるのでは、と思う。
バックライトのLEDは周りの明るさに対して自動的に調節できる仕掛けを持っている点はiPhoneと同じ。通常の室内では十分すぎる明るさだが、外出時、明るい太陽の下は少し厳しい。

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【iPad体験記】iPadは28日で100万代のiPadを販売し、iPodの3倍のスピードで推移

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