アプリケーションとは全く別に、Appleの進めるデータ管理のコンセプトは、基本的にクラウド上のデータ管理サービスに依存した物となっている。iTunesを経由してデータをPCとの間で共有する事は機能としてサポートしているが、これはアプリケーション毎に採用したりしなかったりする様である。
何せ、PC間のデータを交換するためにいちいちPCと接続する必要がある、というのは、ワイヤレス機能を満載したモバイル端末としては本質的にはそぐわない、と思われるので、実際にiTunes経由のファイル交換機能をサポートしているアプリは少ない。
一方、非常に多いのが、クラウドストレージサービスとの連携である。主たるサービスサイトは、Google Apps, Box.net,
DropBox.com等の、一定容量までは無償のサービスである。