2010年1月30日土曜日

BirSource誌がRackspace CloudとAmazon EC2との性能比較レポート: よく見るとRackspaceがスポンサー:それじゃ駄目だろう!!

BitSourceと呼ばれるオンライン技術情報誌が行ったこの比較、2ヶ月かけて、両社の提供するクラウドサービスを総合的に、特に性能面について行った、という内容。
 
CPU性能、I/Oスループット、などを対象に、複数のテストケースを5回ずつ、同じ構成の5つのインスタンスに対して行い、これをさらに一週間あけて2回行う、というテスト行っている。 クラウドの個々のアカウントがクラウド全体のワークロードから影響を受けないかどうかを評価するために同じようなテストを繰り返す行うことが理由。  (最近、AmazonがOversubscribeしている、という記事が多く、それを意識していると想定)
 
クラウドたるもの、どんな時間帯、どんな混みぐあいにおいても同じような性能結果が出るはず、というのが理想像であるが、実際にかなり異なる事が体験的に分かっており、どれだけの差異があるのかを正確に計測することもこの実験の大きな目標であった。 
 
実験の詳細の内容については記事を読み砕く必要がある。 非常に長い記事であるが、構成的には割りと読みやすい。
 
総合的には、RackspaceのCloud Serverの方が性能がいい、という結果が出ている。
 
ただ、このレポートの一番最後に、この実験はRackspace社が主催している、と短く述べている。  果たしてRackspaceに有利になるように操作されているかどうかはさておいて、Amazon Web Serviceサイドの人間がこれを見たら強く反論してくることは必至だろうなと感じる。 
 
結局、こういう性能比較みたいなレポート、報告書というのはマーケティング要素が非常に強く、あまり正直に信用してはいけない、という事を学ぶ事が出来る事例として評価。