Salesforce.comによると、もう既に31代目になる新しいリリースは、次の3つの製品によって構成される。  
 - Sales Cloud 2
- Service Cloud 2
- Force.com: Spring '10
尚且つ、今回はGUIが相当変わる、と発表されている。 
 
それぞれの製品概要は次の通り:
 - Sales Cloud    2
 リアルタイムで見積もり(Quote)を自動作成する機能をサポートする。また、Spring'10と連動し、複数のQuoteをそれぞれのアカウント(Opportunity)に自動的に結びつける事が可能。
- Service Cloud 2
 Salesforce Answersという製品と共に、サービス契約の機能がサポートされる。 Salesforce Answersは、顧客との間とのさまざまなコミュニケーションを提供するためのコミュニティを作ることが出来る事と、それを通して顧客サービス機能を強化することが出来る。
- Force.com: Spring '10
 昨年10月に発表された、Adobe Flash Builder for Forceが実装される。 これによって、Flashで開発されたさまざまなクラウド系アプリケーションをForce.comで開発したアプリケーションに搭載することが可能になる。
Salesforce.comが機能エンハンスすると、すぐさまに競合が同様の機能で追いつく、というパターンはどうも定着しているようで、今後他のCRM製品がどの様に反応するかも含めて市場を継続的に見ていく必要がある。   
