2010年1月31日日曜日

クラウドストレージはまだ本格採用には課題が残る、というForresterの調査結果:バックアップが当面メインになるだろう。

Forrester Researchの最近のアンケートによると、ストレージSaaSのビジネスが多く登場しているにも関わらず、まだ課題が残っているために本格的な採用には時間がかかる、という市場の声をアンケートを通して拾い上げている。
http://www.networkcomputing.com/cloud-computing-chart.png
アンケートの結果、今後12ヶ月間の間にストレージSaaSを採用する、と決めているのは全体のたった3%しかいない。 又、約半数の43%はストレージSaaSに全く興味が無い、と応えている。
実際に領しているユーザに対してどの様な使い方を採用しているか、と聞くと、データのバックアップ、アーカイブ、email、の3つがあがってくる。
 
懸念している内容を聞くと、
セキュリティに対する懸念: 76%
信頼性: 66%
性能:52%
コスト:40%
 
ストレージ戦略の本質的なコストはストレージシステムにかかるITコストではなく、管理しているデータが紛失、もしくは盗まれた際に起きうる損害の方に大きな比重があり、そのリスク分析をし、SaaS化する際のコスト削減と比較すると、ペイできない、という判断に行き着くケースが多い、と思われる。 
 
バックアップのような、比較的単純であまり情報リスクの高くないデータを取り扱うアプリケーションにおいてストレージSaaSの伸びが当面期待される模様である。