Amazon Web Serviceの開発に寄与したキーエンジニアが起こした新しいベンチャー企業が話題を集めている。
会社名はNimbula社で、プライベートクラウド向けのソリューションを提供する、という事でエンタプライズ企業に特に注目を浴びている状況である。
創業者は、Chris Pinkham氏とWillem van Biljon氏の両名で、Amazon Web Serviceの開発に大きく関係している、という点が話題を集めている。
(Credit: Nimbula)(Credit: Nimbula)
Sequoia CapitalとVMWareから、合計$575万ドルの資金を受け、かなりのの期間、ステルス状態を保っていたが、先週の金曜日にやっと事業内容が公表された。
現在、6社がベータテストを行っている、との事で今年の後半に製品を正式に出荷開始する、と発表している。
同社の提供するソリューションは、プライベートクラウド上の様々なクラウド的な管理機能を提供する、という事までで、あまり詳細は明らかにされていない。 パブリッククラウドに全面的に投資が出来ないエンタプライズ企業を対象としたソリューションで、プライベートクラウドのソリューションを通して企業資産を有効活用するとともに、必要な要素(スケーラビリティ等)だけでをパブリッククラウドのリソースを利用する、というアーキテクチャを採用する、との事。
このアプローチは他のクラウドソリューションベンダーにも多く登場しているもので、市場の確たる比率を保っている「クラウドに移行出来ない」ユーザを対象としたソリューションとして今後多く登場している議論される事になる、と予想される。
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