2010年7月9日金曜日

クラウド市場のマーケットシェア:AWS、Rackspace独占状態が続く中、Linode社が急上昇?!

クラウド勉強会をコンピューティング市場の市場のシェアを算出する方法はいくつかあり、下記のブログは、Quancastをいうサイトの提供する統計情報を元にクラウド勉強会をコンピューティング市場のシェア状況を算出している。

Quancast社はWeb全体において登録されている固有なURLを数え、全体の統計情報を出している。下記が7月分の集計を示すグラフ。

従来から、クラウド業界の市場シェアは、Amazon Web Service社とRackspace Hosting社がほぼ同じ割合で市場の大方を独占する状況が続いており、かなりの差をつけられる状態でJoyent社、GoGrid社等が追随している、という形であった。

7月になってからその様相が大きく変わる要因が一つ発生している事が上記の表で現れており、話題になっている。

Linodeと呼ばれるクラウドベンダーが急激にクライアント数を伸ばし、シェアの第3位として登場している。Linode社のクラウドはXENベースのインフラで、主要顧客はWeb2.0系のソフトウェアベンダー等を主要顧客としてるようである。

AWSとRackspace両社はそれぞれ2ヶ月前と比較して13%と19%と順調な成長を見せている。Linodeはこの割合を遥かに超えている速度で急激にクライアント数を伸ばしている事にある。

気になる事は、Linode社というのはクラウド市場ではさほど知られていないベンダーで、各種イベントやコンファレンスなどでもほとんど姿を見せないのが業界の共通認識。

以前似たように急成長したベンダーでSliceHostと呼ばれるベンダーがいたが、Rackspace社に買収される、という経過をたどっている。Linodeもいた様な方向に向かうのではないか、という予測もある。 ちなみに、過去11ヶ月の伸びが下記のグラフに示されているが、Linodeは270%という非常に高い伸びを記録している事がわかる。

Linode自身は業界では評判は良い方であるらしい。顧客に対するサポートの品質が高く、クライアントを伸ばす要因になっている、と言われている。

この様にWeb業界の統計情報を出している会社はQuantcast社以外にも数社あり、それぞれの統計情報が近い内容なのかどうかも検証する必要があり、下記にもう一つの調査会社であるAlexa社の情報と横並びに比較したグラフがある。結果はほぼ同じだ、という事がわかり、改めてLinode社の伸びが注目に値する、という事がわかる。