2010年5月9日日曜日

Googleが電子書籍事業に参入:デバイスに縛られない購読権など、オープン戦略が大きな鍵らしい

現在、e-book市場は、AmazonとAppleの2大勢力にに独占されているのが現状。
これに対抗する形で、Googleが自社の戦略として、Google Editionsと呼ばれるe-book事業を開始する、と同社のproduct manager、Chris Palma氏が表明している。

次の様な特徴を打ち出す計画
◦ Google Editionsから購入した書籍は特定のデバイスに縛られることなくwebブラウザーを通して広くアクセスすること学できる。(AppleはiPadAmazonはKindleを通してのみのアクセス)
◦ 一般の本屋でもGoogle Editionsの本を買うことができる様になり、流通経路にリテール業者をかませる形となる。

肝心の価格戦略はまだ明らかにされていない。Amazonの様にKindleの販売を促進する為に書籍の価格を半強制的に低く抑える戦略を取る必要性はあまり無いように思える一方、AppleがとっているAgency Modelを採用し、発行元に価格を決める権利を供与する方法も戦略的に成功するかどうかは不明。

一つ明らかなのは、Googleの取る戦略はオープンである、ということを強力に打ち出す事が根底に流れている、と言える。


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