OASISは、クラウド関連技術の標準化に限らず、XACML, SAML, WS-Security, WS-Trust等、IT業界全般のセキュリティ技術の標準化を対象とした、実際ににビジネスを行っているベンダーが集まった団体として活動している。
今回の発表は、OASISが新しくIdentity In The Cloud Technical Committeeというグループを発足し、現在は複数存在するID管理の標準規格に対して、共通規格の可能性について議論することが命題となっている。
コミッティーのメンバーは下記の会社が登録されている。
Alfresco, CA, Capgemini, Cisco, Cognizant, Boeing, eBay, IBM, Microsoft, Novell, Ping Identity, Red Hat, SafeNet, SAP, Skyworth TTG, Symantec, Vanguard and VeriSignMicrosoft社とRedHat社がチェアとして登録される模様である。
クラウド業界全体が標準化を必要性をわかっていながらも、実際にはあまり期待をしていない、というのが一般的な味方なのでは、と感じる。動きには注目する必要はありながらも、動きが早くないと、業界のスピードについていけなくなく恐れがある。
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